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負債総額は約5000万円 建具製造取付の河口建具製作所の破産手続を開始…温泉街への観光客減少が影響
帝国データバンクによると、建具の製造取付業者である河口建具製作所が4月8日に破産手続開始決定を受けたことが明らかになった。負債総額は約5000万円とされている。
石川県加賀市山代温泉の河口建具製作所は1947年4月創業、69年設立の建具の製造取付業者だ。地元建築業者などからの依頼で建具の製作と取付工事を長年行い、温泉旅館や料理店などの建具取付を中心に受注を確保してきた。ピーク時とみられる1996年4月期の年売上高は約1億9700万円となっていた。
しかし温泉旅館街への観光客減少に伴う地域の衰退と建具需要の減少から受注は大きく減少。大手建築業者からの受注で県外の案件を手掛けるなど業容の維持に努めてきたものの、売上高の維持は難航。2020年4月期には年売上高が約2800万円まで落ち込んでいた。
この間、金融機関からの借り入れなどで資金を繰り回してきたものの、先行きの見通し難から2025年9月ごろには事業を停止した。