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不撓不屈の精神で復活…金沢市出身の幕下・炎鵬 再十両昇進が決定 序ノ口まで落ちてからは史上初の快挙
史上初の快挙です。大相撲春場所で5勝2敗の成績を上げた金沢市出身、炎鵬の再十両昇進が決まりました。
日本相撲協会は番付編成会議を開き、幕下4枚目で春場所、5勝2敗の成績をあげた炎鵬の再十両を決定しました。
炎鵬の十両復帰は3年ぶり、序ノ口まで番付を落とした元幕内力士の再十両は史上初です。
炎鵬:「勝ったことはありますよ、いや10回くらいあるんじゃないですかね」
今から17年前。中学時代に同級生の達選手、現在の輝関について問われたときのインタビューです。
輝関は中学卒業後すぐ相撲部屋に入りましたが、炎鵬は高校、大学へと進学。大学4年の時に当時の横綱・白鵬に誘われ角界入りしました。
初土俵は2017年春場所。その後、1年で十両昇進を果たすと2019年夏場所に新入幕を果たします。
身長167センチと言う小兵ながら、様々な技を繰り出し巨漢力士を倒す姿は、相撲ファンをとりこにし、一躍、人気者になりました。
しかし…3年前の夏場所中に脊髄損傷の大けが。まるまる1年休場し、番付は一番下の序ノ口まで落ちました。
かつて石川テレビの番組に出演した際に、次のように語っていた炎鵬。
炎鵬:「僕は負けず嫌いで、負けることが大嫌いで。負けたくないっていう気持ちは誰よりも昔から強かったかなと」
言葉通り、不撓不屈の精神でおととしの名古屋場所で復活を果たします。※何かインタそしてついに今回、3年ぶりの関取復帰を果たしました。
西南部道場時代からの先輩、元十両の高立さんは…
高立さん:「負けん気ですね、本当に負けん気はどの力士よりもすごいありますし、その気持ちだけで頑張っていたと思う」
「きょうまでの番付編成会議まで本人もハラハラだったりしたと思うんですけど、関取に復帰したということで、とりあえずは少し休息を取ってもらって、また稽古再開して、5月場所もしっかり活躍してもらいたいですね」
こちらは炎鵬が高校・大学時代に通っていた金沢学院大学の相撲道場。きょう訪ねてみると、炎鵬の恩師、大澤恵介(おおさわけいすけ)監督に電話が…
大澤さん:「おかげさんで十両昇進しました(と電話が)」「そりゃあ嬉しい」
監督によると、今回のケガは、歩く事も難しいくらいの重症だったそうです。
大澤さん:「怪我が怪我だったので、もう難しいだろうなと思っていましたね。でも復帰に向けてがんばりますって言うんで、いやいやこのあとの人生の方が大事なんだから、無理するなって言ってたんですけども」「僕は絶対復活しますって言ってましたね。本当によくがんばったなって言いたいですね」
大澤さん:「練習に対してと稽古に対しても貪欲で、いろんなことを教えてほしいっていう姿勢がすごく感じました。すごいです。すごいです。本当、嬉しいです。横綱に昇進したような、それぐらいの嬉しさですよね」