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今年で創業100年…地震で甚大な被害受けた七尾市の鳥居醤油店が約2年7カ月ぶりに再開「頑張っていく」
七尾市の一本杉通りにある鳥居醤油店は、今年で創業からちょうど100年を迎えました。
国の文化財に登録されていた店の修復工事が終わり、12日、約2年7カ月ぶりに元あった場所での営業を再開しました。県内にある国の登録文化財で、大規模な修繕を経た建物の復活はこれが初めてとなります。
古くからある建物が並ぶ七尾市の一本杉通り。能登半島地震では甚大な被害を受け、多くの建物が被害を受けました。創業100年の老舗・鳥居醤油店もその一つ。国の登録文化財にもなっている土蔵造の店舗は、倒壊は免れたものの、柱が傾き、土壁がはがれるなど甚大な被害を受けました。
鳥居醤油店女将 鳥居正子さん:
「直したところ全部ですよ。新しく壁を作って~」
仮の店舗で営業を続けながら、建物の再建を決意。去年のお盆過ぎから修復工事を始め、地震対策のために新たな柱や壁も設けました。
そして12日、約2年7か月ぶりに、元あった場所での営業を再開しました。
高澤ろうそく店の女将:
「ありがとう、がんばった。言葉以上に」
創業から今年でちょうど100年の鳥居醤油店。能登半島地震で大規模な被害を受けた国の登録文化財の建物が修復工事を終えたのは、県内ではこれが初めてだということです。
客:
「昨日も来たんですけど、まだ開店前だったので、今日朝一番に来ようと思ってきました。被災したときはかなり傷んでいたというか、元に戻って良かったです」
「実家があるので年に何回かこちらに来てて、だしつゆがおいしいので買いにきました。すごいきれいなお店だなと思ってたので。全然何も知らずに来ちゃったんですけど」
鳥居正子さん:
「こうやってお祝いに駆け付けてくださったら、ああ、オープンできたんだと。それを素直に受け止めてがんばっていこうという気持ちになりました。ありがたいです。みんなが認めてるんだな再建を。そう実感しました」
能登半島地震で甚大な被害を受けた一本杉通り商店街も、現在は8割の店舗が何らかの形で営業を再開。地震後に新たにオープンした飲食店もあり、少しずつ賑わいが戻ってきています。